【失敗しない老人ホームの選び方】優良施設を見分ける3つのポイントをプロが解説

こんにちは!!

シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、

福島 有也(ふくしま ともや)です!

老人ホームへの入居や今暮らしている施設からの転居を考える時、「失敗したくない!」と思うのは自然なことです。

弊社・老人ホーム相談デスクくまごろうにも、

「どんな老人ホームがおすすめですか?」

「老人ホームは何を基準に選べばいいでしょうか?」

といったご相談が多く寄せられます。

そこで今回は、優良老人ホームの選び方やご本人さん・ご家族さんにとって最適な老人ホームを見分けるポイントを3つ、高齢者住宅のプロである住み替えコーディネーターが分かりやすく解説していきます。

老人ホームを選ぶ際に守っていただきたいこと

老人ホームを選ぶ際に守っていただきたいことは、次の3つです。

①入居の希望条件を整理して施設側にヒアリングすること

②老人ホームの費用を賄えるよう予算を確認すること

③必ず施設を見学してスタッフの応対や実際の雰囲気を掴むこと

以上の3点を守っていただければ、老人ホームを転々とすることなく、一度の入居で腰を落ち着けることができます。

まずは1つ目の、「希望条件の整理とヒアリング」から見ていきましょう。

老人ホームの選び方①希望条件の整理とヒアリング

老人ホーム選びで失敗しないためには、入居にあたっての希望条件を明確にすることが何よりも大切です。

例えば次のように、「できる限り叶えたい条件」と「妥協できる条件」を分けておくことで、老人ホームの取捨選択をしやすくなり、失敗を防ぎやすくなります。

できる限り叶えたい条件

  • ●月額費用は20万円まで
  • ●家族の家から車で20分圏内
  • ●手作りの食事を食べられる
  • ●施設内の掃除が行き届いている

妥協できる条件

  • ●レクリエーションはほどほどでいい
  • ●医療体制も充実していなくていい
  • ●入居一時金はあってもいい
  • ●公共交通機関のアクセスは良くなくていい

このように、老人ホームで叶えたい条件に優先順位を設けることで、候補の施設をスムーズに見つけることができます。

希望が叶うかどうかヒアリングも忘れずに

希望条件に当てはまる老人ホームを見つけても、実際にその希望が確実に叶うとは言い切れません。

入居後に希望の暮らしをできる限り実現するために、ケアマネジャーや施設長に希望が叶うかどうかをきちんとヒアリングしましょう。

曖昧な返事ではなく、「◯◯の理由で当施設では難しいかもしれません…」「ですが、こういう条件でしたらご希望に添えます」といった具体的な回答や提案をしてくれる施設は、信頼できる老人ホームだと判断できます。

老人ホームの選び方②入居費用の算出

希望に沿う老人ホームを見つけることと同じくらい、老後の安心・安定のために「入居し続けられる予算を知ること」も重要です。

入居者さんご本人の年金や資産、ご家族の金銭的・人的なサポートも加味して、毎月の支払いを無理なく続けられる施設を選びましょう。

なお、毎月かかる介護費用は月額の入居費用だけではなく、次のような変動費も考慮する必要があります。

  • ●入居一時金などの初期費用
  • ●日用品や介護用品・生活にかかる雑費
  • ●都度かかる医療費

毎月の費用の算出は、高齢者向けの施設を初めて探す方には検討もつかないことも。

どれくらいの予算がかかるのかは、ケアマネジャーなどの介護の専門家や、高齢者施設の住み替えのプロである弊社にもお気軽にご相談ください。

老人ホームの選び方③見学による実際の雰囲気の確認

老人ホーム選びに失敗しない(失敗をできる限り防ぐ)ために、施設の見学は絶対に欠かせません。

これからの老後をその施設で暮らし続けられるかどうか、次の基本的な項目はしっかりとチェックしましょう。

老後の住まいの基本チェック事項

  • ●施設の清潔感
  • ●臭いの有無
  • ●スタッフの応対
  • ●ケアの充実度
  • ●他の入居者さんの笑顔、雰囲気
  • ●食事の内容

また、施設を見学する際のコツは、レクリエーション中などの「人手の多い時間帯」に見学を行うことです。

入居者さんやスタッフさんが活動している時間帯を見計らって見学を行い、資料やホームページでは知ることのできない実際の雰囲気を確かめましょう。

まとめ

今回は、老人ホームの良し悪しや入居者さんとの相性を見分けるための選び方を、次の3つに分けて解説してきました。

①入居の希望条件を整理して施設側にヒアリングすること

②老人ホームの費用が賄えるか予算を確認すること

③必ず施設を見学してスタッフの応対や実際の雰囲気を掴むこと

老人ホームは、月額費用が高いほど優良というわけではありません。

費用が安くてもスタッフさんや他の入居者さんとの相性が良く、慎ましく楽しく老後を過ごすこともできます。

今回の3つのポイントを押さえて老人ホームを探すことで、入居されるご本人とご家族の希望に沿う施設を効率よく見つけることができるでしょう。

老人ホームの探し方に迷ったりどの施設に行こうか決めかねている方は、弊社「老人ホーム相談デスクくまごろう」までお気軽にご相談ください。

さまざまな規模の高齢者住宅や施設を知り尽くす弊社スタッフが、最適な住まい探しをお手伝い致します。

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