老人ホームのレイアウトはどうなってるの?個室はある?広さは?トイレや洗面は?

こんにちは!!

シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、

福島 有也(ふくしま ともや)です!

  • ●老人ホームはどのようなレイアウトになっているのか知りたい
  • ●どんなレイアウトの老人ホームを選べばいいのかアドバイスが欲しい

老人ホームには、特別養護老人ホームなどの介護保険施設をはじめ、グループホーム、民間の有料ホームなどさまざまな施設があり、レイアウトも異なっています。

ここでは、老人ホーム選びのために知っておきたい、「従来型」「ユニット型」特別養護老人ホーム、有料老人ホームのレイアウトについてご紹介していきましょう。

「従来型」特別養護老人ホームのレイアウト

「従来型」は旧型と呼ばれることもあり、現在では新しく設置されていないタイプとなっています。

居室は2人もしくは4人部屋(多床室)、個室などとなっています。

従来型では、入居者は集団的な生活を送っていることが特徴です。

多床室の大きさは10.65㎡となっており、カーテンもしくは個室的な間仕切がしてある施設もあります。

トイレや洗面台、お風呂は共用になっており、食事は専用スペースが用意されています。

「ユニット型」特別養護老人ホームのレイアウト

「ユニット型」は新型と呼ばれることもあり、完全個室となっています。

ユニット型では、入居者はユニット(10人程度の少人数のグループ)で生活し、共用スペースにてくつろいだり食事を摂ることができます。

居室は10.65㎡であり、個室内に洗面が付いています。

トイレは1ユニットで共用できるようになっているところや、全室に配置されているところもあります。

お風呂も共用になっていますが、1人1人で入浴できる個浴が設置されている老人ホームが多くなっています。

有料老人ホームのレイアウト

有料老人ホームでの生活は特別養護老人ホームと似ている部分が多いですが、居室は1DKや1LDKなどの広めになっている施設も少なくありません。

居室の広さは厚生労働省が示しているガイドラインでは、個室の床面積は13㎡以上と広めに設定されていることが分かります。

洗面台やトイレ、お風呂などは共用で、共用スペースが設けられてある施設も多いのですが、中には居室内にお風呂やキッチンまでも備わっているところもあります。

そのため、有料老人ホームを選ぶ場合においては、自身の今後の暮らしや必要な介護の量なども踏まえて検討することが大切です。

どのレイアウトの老人ホームを選べばいいの?

老人ホームを検討する際に、どのような生活を重視するのか明確にすることによって、レイアウトを参考にしていくようにすればいいでしょう。

例えば、集団的な生活がお好きで、共同生活に支障がない方であれば「従来型」特別養護老人ホームが適していますし、住み慣れた地域で必要な介護を受けながらプライバシーも大切にしたいという方なら「ユニット型」特別養護老人ホームがおすすめです。

また、できる限り自立した生活がしたい、元気な間から老人ホームに入居したい、自分のペースで施設生活を楽しみたいなどという方でしたら、有料老人ホームがいいでしょう。

まずは、自身の今後の生活を明確にして、生活に適したレイアウトに注目してみることも大切でしょう。

まとめ

老人ホームのレイアウトについてご紹介しました。

老人ホームの種別によってレイアウトは異なりますし、また各施設によって大きく異なる場合があります。

そのため、自身にあったレイアウトの老人ホームを選ぶことが大切です。

老人ホームのレイアウトについては、各施設の相談員や施設職員、在宅のケアマネジャーに相談してみましょう。

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