こんにちは!!
シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、
福島 有也(ふくしま ともや)です!
介護業界で働いていると、本当にいろんな高齢者の方やそのご家族と関わります。
これまでご縁のあった方の中には、心も体も健康のまま天寿をまっとうされた方もたくさんおられます。
そのような方には、ある共通の特徴があることが分かりました。
今回は「長生きする人の特徴」と題して、最期まで健康に生きるためのシンプルな秘訣をご紹介します。
長生きする人の2つの特徴
日本人の平均寿命は80歳をゆうに超えて、いずれ90歳にも到達しそうな勢いです。
その一方で、日本人の健康寿命と実際の寿命には約10年もの差があり、最期まで生き生きと過ごせる方ばかりでないのが現状です。
寿命ではなく「健康寿命」が長い人は、やはり基本的な生活を常に心がけています。
特に、食事と運動に気を使いながら楽しんでいる方は、往生される方が多い印象です。
長生きする人の特徴1.栄養バランスのとれた食事
栄養バランスのとれた食事は、長生きされる方に共通する特徴です。
- ●お米などの炭水化物
- ●肉類に含まれるタンパク質
- ●乳製品に多い脂質
この三大栄養素を基本に、野菜や果物・豆・海藻類などをまんべんなく摂取されています。
介護が必要になる原因で常に上位を占めるのは、転倒と骨折です。
転んだ拍子に頭を打って認知症を患ったり、足腰が不自由になって車椅子生活を余儀なくされたりと、転倒や骨折は健康寿命の大敵です。
そんな転倒と骨折を防いでくれる食事が、カルシウムが豊富で内臓脂肪のつきにくい脂を含む「魚」です。
普段から魚を含む和食を食べている方は、健康寿命も長い傾向にあります。
長生きする人の特徴2.適度な有酸素運動
生きるための栄養さえ摂れていれば、寿命を伸ばすことは可能です。
しかし「健康的に」長生きすることを望むなら、適度な運動も欠かせません。
特に、ウォーキングやスイミングなどの「有酸素運動」をされている方は、足腰も丈夫で思考もはっきりしていて、いつお会いしてもハツラツとされています。
有酸素運動の効果は、世界各国のどんな研究を見ても、様々な病気や生活習慣病をリスクを下げることが明らかになっています。
健康を保つために激しい筋力トレーニングは必要なく、散歩を毎日欠かさないだけで健康長寿でいられるのです。
長生きの本当の秘訣は習慣化にある
食事と運動は、全世代の健康に欠かせない要素であり、特に真新しい情報でもありませんよね。
長生きする人に共通する本当の秘訣は、健康な暮らしの「習慣化」にあります。
例えば、今まで不摂生をしてきた人が今日だけ食事と運動に気を使っても、いきなり健康になれるわけではありませんよね。
その暮らしを1週間・1か月・1年と続けて初めて、健康長寿を実感できるようになります。
「病気になって初めて健康のありがたみが分かった」とよく言われますが、介護業界に勤めていると、その意味を痛感することも多々あります。
人生100年時代と言われる今、ただ長生きするだけでなく「健康長寿」を目指して、普段から健康な暮らしを意識することが大切ですね。
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