特別養護老人ホームの介護事情~入所したくても空きがない!?どうすればいいの?

こんにちは!!

シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、

福島 有也(ふくしま ともや)です!

  • ●特別養護老人ホームに早く入所がしたい
  • ●特別養護老人ホームになかなか入所できない理由を知りたい

特別養護老人ホームに入所したい場合には、一定の条件を満たした方が、施設内部で開催されている「入所判定委員会」などの決定を経て、入所することが可能となっています。

しかし、厚生労働省の2019年の調査では、特別養護老人ホームに入所申し込みを行い、待機している方が、全国に約29万人いらっしゃることが分かっています。

そのような状況で、本当に入所することができるのでしょうか。

ここでは特別養護老人ホームの介護事情として、入所の方法と現実についてお伝えしていきます。

特別養護老人ホームの介護事情~入所したくても空きがない!?

特別養護老人ホームは、介護保険施設の一つであり、安価な料金で利用することができる終身的に利用可能な介護施設です

介護職員を中心として医師、看護師、ケアマネジャー、生活相談員などが配置されており、介護を受けながら、健康管理に留意した生活を送ることができます。

しかし、残念ながら上記でお伝えした通り、入所申し込みを行ったとしても、なかなか入所できない状態であることが分かります。

その理由として、

  • ●地域密着型特別養護老人ホームが増え、同じ地域に住む高齢者しか入所できなくなった
  • ●原則的に要介護3以上の方しか入所できなくなった

などといったことが挙げられます。

仮に隣の地域にある地域密着型特別養護老人ホームに空きが出たとしても入所することができず、同じ地域で空きがあるとしても要介護2以下の場合には入所できない可能性があるのです。

特別養護老人ホームに入所したい場合にはどうすればいい?

  • ●ケアマネジャーに特別養護老人ホームの入所を相談する
  • ●地域にある特別養護老人ホームの空き状況を確認してもらう
  • ●要介護2以下の場合であれば要件に該当するか確認する

特別養護老人ホームに入所したい場合であれば、各自治体が定めている入所申込方法で、担当のケアマネジャーから申込を行うことになります。

入所に関しては、各施設に設置されている入所判定委員会の審議を経ることが必要で、入所が必要になる緊急性の高いケースには待機者名簿に掲載されることになります。

もし、空き状況がある場合には、すぐに入所できる可能性もありますから、申込時に担当ケアマネジャーに確認するといいでしょう。

また要介護2以下の場合であっても、在宅で生活の継続が難しいような一定の要件に当てはまる場合には入所できる可能性があります。

担当ケアマネジャーに相談するようにしましょう。

まとめ

特別養護老人ホームの介護事情として、入所の現状についてご紹介しました。

特別養護老人ホームは人気の介護施設となっており、入所の待機者が多い施設も少なくありません。

入所に関しては担当ケアマネジャーからの申込手続きが必要となりますので、相談してみるといいでしょう。

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