老人ホーム見学時に最低限チェックしたい3つのポイント

こんにちは!!

シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、

福島 有也(ふくしま ともや)です!

老人ホームのパンフレットやホームページの情報だけでは、情報量にも限りがあります。

実際の見学で得られる情報はとても多く、入居後に後悔しない老人ホーム選びのためにも見学はとても大切です。

見学では現在入居している方々やそこで働いているスタッフ等の様子が確認でき、パンフレットやホームページではわからないホーム全体の雰囲気を感じることができます。

それは、家族や自分自身にとって良いホームなのかを判断する重要なポイントとなります。

また、契約後のトラブルを防ぐために、見学なしでの入居をお断りする施設も増えてきています。

金額や立地など、ある程度の条件の合ったホームを見つけたら、必ず見学に行くことをお勧めします。

今回は、そんな老人ホームの見学時に必ず確認しておきたいポイントを、高齢者住宅の住み替えコーディネーターが3つに厳選して解説します。

見学時のポイント①入居費用

老人ホームの入居費用は、見学時にスタッフに直接確認しましょう。

パンフレットやホームページにも料金体系は記載されていますが、集めた情報に漏れがないことと、現時点での費用を確認するために、お金に関する不安は見学時にすべて解消してください。

費用について確認したいこと

  • ①毎月の基本料金
  • ②入居一時金
  • ③特別な支出(行事食や設備追加・点検等)
  • ④入院や退去時にかかる費用
  • ⑤最適な入居プラン

施設側にとっても、毎月滞りなく支払いをしてくれる入居者さんとそのご家族は、大切なお客様です。

「お金のことを聞きすぎるのは良くないんじゃ…」と遠慮せず、入居後の安心・安全・快適な暮らしを実現するために、お金の悩みはできる限りスタッフさんと共有しましょう。

見学時のポイント②スタッフ・他の入居者

費用も安く、設備も新しくて綺麗な老人ホームでも、毎日会うスタッフさんや他の入居者さんとの仲が悪いだけで、快適に暮らすことは難しくなります。

その反対に、設備が古くても実家から多少遠くても、人間関係さえ良ければ毎日を生き生きと過ごすこともできます。

様子を見に行くご家族にとっても、スタッフさんに気軽に要望や相談事を言えること、他の入居者さんとも親切に関われることで、介護に前向きに臨むことができます。

老人ホーム見学のおすすめの時間帯

スタッフさんや入居者さんの雰囲気を掴むためには、朝10時頃の活動し始めの時間帯や、14時に行われるレクリエーション時に見学を行いましょう。

直接会話をしなくても、

  • ●和やかな雰囲気か、会話がなくピリピリしているか?
  • ●スタッフさんの対応が丁寧か、おざなりか?
  • ●レクリエーションに積極的か、物静かな方が多いか?

といった実際の雰囲気は、見学でしか確かめることができません。

老人ホームは、入居後しばらくを過ごす第二の住まいです。

共同生活を送るスタッフさんや他の入居者さんについても、見学時にできる限り把握しておきましょう。

見学時のポイント③設備

ご自身がこれからご入居される予定の物件を内見する際には、部屋の広さや設備の状態も必ずチェックしますよね。

老人ホームの見学も同じように、安全で快適に暮らせる設備が整っていることを、見学時に直接確かめましょう。

パンフレットやホームページの写真は、写りが良くなるように撮影されているため、設備の直接見学も重要です。

設備でチェックすべきこと

老人ホーム見学時の設備については、主に次の項目をチェックしましょう。

設備のチェックポイント

  • ●個室は窮屈に感じないだけの広さがあるか?
  • ●手すりやナースコールなどの安全対策はされているか?
  • ●家具の持ち込みは可能か?
  • ●嫌な臭いはしないか?
  • ●共同スペースの居心地は良さそうか?

特に老人ホームの共同スペースは、食事やレクリエーションなど、1日の大半を過ごす部屋です。

居心地が良く快適な共同スペースは入居者さんの憩いの場となり、コミュニケーションの機会が自然と増えて、心身ともに活動的な暮らしにつながっていきます。

老人ホームの見学時は、設備についてもよく確認をしておきましょう。

まとめ

老人ホームの見学時に最低限チェックしたいポイントは、次の3つです。

  1. ①入居にかかる費用
  2. ②スタッフさんの対応や、他の入居者さんの雰囲気
  3. ③老人ホームの設備

老人ホームの良し悪しは、老後の生き生きとした暮らしに大きく関わります。

見学時は「これからここで数年〜10年以上暮らせるか?」を想像しながら、ご本人とご家族が納得できる老人ホームを見つけましょう。

1度の見学ですべてを確認するのが難しければ、納得できるまで何度でも見学に行きましょう!

また、高齢者施設の入居や転居に関するお悩みがありましたら、ぜひ老人ホーム相談デスク・くまごろうまでお気軽にお尋ねください。

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