え?高齢者向け住宅の部屋って「狭い」の!?

こんにちは!!

シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、

福島 有也(ふくしま ともや)です!

狭いです。でも、不満は意外と「ない」んです。

〝老人ホーム〟=高齢者向け住宅は、「ワンルーム」が基本です。
平均すると18㎡くらい(約畳11畳)で、その中に洗面所、トイレ、ミニキッチン、クローゼットが設備されていることが多いです。

はっきり言うと私も狭いと思います。

一軒家またはファミリータイプのマンションに住んでいる方であれば、「えっ、そんなに狭いの…?」と思う方も多いのではないでしょうか。

でも、実際に住み始めた方々からは、
「狭い」という不満の声は意外と聞いたことがありません。

狭いことがちゃんと分かっていて転居した、というのもありますが、他にも理由があると思います。
今回は、その理由について、お話しします。

高齢者住宅のワンルームは、こんな部屋。

まず、現在お住いのお家で、自分が利用する最低限必要な場所を改めて考えてみましょう。
寝る場所、くつろぐ場所、トイレやお風呂、洗面所、衣類や貴重品を収納するスペース…。
意外と家の中での行動範囲が狭いことに気づきませんか?
そして高齢者住宅のワンルームには、効率よく快適に過ごせるスペースが用意されています。

また、お風呂は大浴場を利用しますし、キッチンも食事つきのホームであれば必要ないでしょう(ミニキッチンが設置されているタイプのお部屋もあります)。

来客用には、ホームの来客室やダイニングルームを貸してくれるところが多いので、そこで歓談できます。

不自由ない程度に省略化されたコンパクトな室内、それが高齢者住宅の個室の特長です。

それでもやっぱり狭いと思う場合は、1LDKや2LDKのタイプを選ぶという選択肢もあります。

〝断捨離〟はいいチャンスと考えて。

お家の中でも、自分自身が高齢となるとめったに行かない場所や見ない場所、ただ物置と化している部屋があるのはよくあることですね。

〝老人ホーム〟への住み替えを考え始めたときは、自分の人生を見つめ直す時期。
お部屋の広さからも考えると、全部持っていくのは厳しいので、この機会が〝断捨離〟するいいチャンスだと考えてみてはどうでしょうか。

断捨離をすると、生活がシンプルで豊かになるという人が多いです。自分にとって大切なものは何かを見つめ直すことができ、不要なものの維持に使っていた場所や時間をもっと大事なことに使えるようになります。


どうしても持っていきたい思い出の品がある方、大丈夫です!物によっては部屋に置けることを保証します!
持っていくか迷っている思い出の品があるんだけど・・・
いえ、はっきり言ってそれは思い出の品じゃありません。
「持って行こう!」と最初に思いつかないものは、ただの「捨てられないもの」です。

くまごろう  ポイント!

〝老人ホーム〟=高齢者向け住宅は、半分はお住まいの共同生活の場です。

今まで親しんでいたモノや自宅を離れて他者と暮らすのは、最初は寂しさや戸惑いもある思います。

ですが、部屋に籠ってテレビばかり見ているのではなく、共有スペースで居住者の方々と交流したり、ホームのイベントや運動に参加したり、外出してお友達と会食したり談笑したりという暮らしを楽しんでいける生活が待っています。

逆に、一人でじっくりとずっと読みたかった本やずっと観たかった映画を見るのも良いかもしれません。
食事や買い物の義務から解放されて、集中でき楽しめと思います。

「狭い部屋に移り住んでしまった」とマイナスに考えるのではなく、「人生を楽しむ新たな拠点を得た」と考えてみるといいかもしれませんね。

断捨離後のすっきりした環境で自分と向き合い人生を振り返って、いつの間にか積もっていた〝心の中の不用品〟も整理して見てはいかがでしょうか。

そんな「拠点」をどうやって探したらいいの?と思った方は、気軽に「老人ホーム相談デスクくまごろう」にご相談ください!

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