こんにちは!!
シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、
福島 有也(ふくしま ともや)です!
ここ数年の不景気で将来に対する不安が募り、若いうちから老後について考え始める人が増えています。
「人生100年時代」と言われる現代で、今だけを楽しむことは難しくなったかもしれません。
そこで今回は、老後の生き方に不安を感じている方に向けて、快適なシニア生活を送るために必要な以下の3つの要素について解説していきます。
【快適な老後に欠かせない3つの要素】
- ①居心地の良い住まい
- ②健康寿命を伸ばすための運動
- ③社会的なつながりやコミュニケーション
①居心地の良い住まい
快適な老後を実現するために、心から安心して暮らせる「居心地の良い住まい」は欠かせません。
歳を重ねるほどライフスタイルも変わりやすく、その時の自分に最適な住まいも異なります。
老後の住まい選びについて考えたいポイントはいくつかありますが、まず重視したいことは「持ち家か賃貸か」についてです。
老人ホームの候補も探しておこう
老後の暮らしを考え始めた時は、「もし老人ホームに住むならどんな施設に入居したいか?」についても考えてみましょう。
老人ホームと聞くと「介護が必要になった人が無理やり入れられる場所」というイメージを持たれる方もいますが、老後を介護サービスを受けながら安心して過ごすために、自分の意思で入居される方も少なくありません。
老後の住まいに老人ホームという選択肢を加えることで、より自分らしい人生を歩む方法が見つかるかもしれませんね。
②健康寿命を伸ばすための運動
老若男女問わず、「運動」はその人の心と体の健康状態を高めてくれます。
特に高齢になってからの運動は、身体機能の低下を防いで健康寿命を伸ばしてくれる効果があり、快適な老後には欠かせない習慣の1つです。
運動はQOL(生活の質)を高めてくれる
高齢者が運動を習慣化するメリットの1つは、Quality Of Life(生活の質)の向上です。
歳を重ねるほど内臓から筋肉・関節などのいろんな機能が低下して、体を自由に動かせなくなったり転倒や思わぬ事故の原因になることも。
運動によって免疫力が上がることで体のだるさを予防できたり、腰痛が改善されて不便のない生活を送ることができます。
また運動は、体だけでなく、ストレス発散や気分の向上など心にも良い影響を与えてくれます。
他人との関わりが減りやすいシニア世代には、孤独感からうつ気味になる方も少なくありません。
介護が必要になる前から運動を習慣化することで、健康寿命を長く保つことができます。
③社会的なつながりやコミュニケーション
会社を退職したり体が衰えて外出の機会が減りやすいシニア世代にとって、豊かな老後を過ごすために、他人との関わりは意識して増やしたいところです。
ここ数年で独居高齢者の孤独死が注目を集めましたが、孤独を感じながら暮らしている高齢者は「うつ病や認知症の発症リスクも高まる」と報告もされています。
孤独感の解消のために他人と関わる機会をたくさん作ることが、心豊かな老後を迎えるためにとても重要です。
シニア世代が社会的なつながりを作る方法
シニア世代が新たな友人や趣味仲間を作るきっかけを見つけることは、実はそれほど難しくありません。
特に、独居高齢者の苦労や孤独死が取り沙汰されて以降、自治体はシニア世代の社会参加を積極的に促しています。
【シニア世代ならではの社会参加】
- ●共通の趣味を持つ人と集まれる老人クラブに参加する
- ●シルバー人材センターに登録して仕事を紹介してもらう
- ●デイケアやデイサービス・訪問介護を利用する
居心地の良い住まいに暮らし、体が健康そのものでも、孤独というだけで人生の豊かさは大きく損なわれてしまいます。
社会的なつながりは、いつの世代でも大切にしたいものですね。
まとめ
今回は、快適な老後を実現するために今から押さえておきたい要素について、次の3つに分けて解説してきました。
- ①自分のライフスタイルに合う住まいに暮らす
- ②心と体の健康寿命を伸ばすために運動を習慣化する
- ③孤独になりやすいシニア世代こそ社会的なつながりを積極的に保つ
10年後・20年後・30年後にどのような生活を送っているかは、誰にも予想できません。
だからこそ、前もって備えておくことが重要です。
「もし今すぐ70歳になったら、自分はどんな不安を感じるだろう…?」
と考えてみると、快適な老後を具体的に想像できるでしょう。
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