こんにちは!!
シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、
福島 有也(ふくしま ともや)です!
老人ホームの費用に関する記事を、これまでにいくつか投稿してきました。
【老人ホームの月額費用の平均はいくら?】
【年金10万円で高齢者住宅に入居は可能?】
【老人ホームの費用を補助してくれる制度とは?】
これだけ老人ホームの毎月の支出に悩まれている方や、施設の選び方や費用を抑える方法を知りたい方は多くいらっしゃいます。
そこで今回は、老人ホームの費用が思ったよりも高くて悩んでいる方に向けて、見直すべき3つの支出について解説していきます。
老人ホームの費用が想像以上に高かった時に見直すべき支出は、次の3つです。
①食費
②介護サービス費
③入居費
比較的費用の安い特別養護老人ホームから、富裕層向けの高級老人ホームまで、高齢者施設にかかる費用はまさにピンきりです。
しかしどのような施設に入居していたとしても、支出を抑えられれば金銭面に余裕が生まれ、必要なサービスにお金をかけることができ、今より豊かな暮らしを実現できます。
まずは、1つ目の支出である「食費」から見直してみましょう。
老人ホームの費用が高くなる支出①食費
老人ホームに暮らす方の楽しみの1つが、1日3食の食事です。
食事の提供方法や毎日のメニューは施設によって様々で、スタッフが直接調理をする場合もあれば、外部の業者に委託していることもあります。
食事はその施設の特色が最も現れる部分だからこそ、施設によって変動しやすい支出とも言えます。
食事内容や食費の対応をスタッフに聞いてみよう!
他の入居者さんと一緒に暮らす住宅型有料老人ホームやグループホームの場合、毎日のメニューは全員共通の場合も多く、変更が難しい場合も。
また、ご本人の身体機能の衰えに伴って介護食を提供したり、高血圧の方には塩分控えめのメニューが組まれたりと、健康を守るために必要な食事が提供されていることもあります。
このように、ご本人の健康状態や老人ホームの取り決めによって、食費や食事内容への対応は千差万別です。
まずは入居中の施設スタッフに、食費を安く抑えられるかどうかを相談してみましょう。
老人ホームの費用が高くなる支出②介護サービス費
介護サービス費の自己負担額は入居者によって変わるため、老人ホームから提示される月額費用には含まれておらず、後々に請求されて初めて「高い!」と気づくことも。
- ●不要な介護サービス費が加算されていないか?
- ●ご家族で対応可能なことを介護スタッフに任せていないか?
- ●ご本人にとって過剰な手厚いサービスを利用していないか?
こうした介護にかかる費用を適宜見直すことで、介護サービス費の過剰な支払いを防ぐことができます。
ご本人にできることを自分で行うメリット
ご本人の自立度に応じて必要な介護サービスのみを利用するメリットは、支出を抑えられることだけではありません。
ご本人の「できることは自分でやる」という自立心を保ち、身体の機能を維持するためにも、必要な介護サービスのみを活用することが重要です。
要介護度に応じた適切な介護サービスは、ケアマネジャーや施設の介護スタッフに相談して、適宜見直してみましょう。
老人ホームの費用が高くなる支出③入居費
食費と介護サービス費を見直してもなお「支出が減らない…」と感じる時は、老人ホームの入居費用(家賃)を見直してみましょう。
施設の管理費用や介護・医療スタッフの人件費などは個人で抑えることが難しく、またご本人にとって必要なケースも多々あるため、安易に支出を抑えようとしないこと。
介護サービスの質を保ちながら毎月の支出を抑えるには、家賃の見直しが最も効果的です。
家賃を抑えると暮らしはグッと楽になる
老人ホームも一般的な賃貸と同じく、
- ●個室を借りる
- ●部屋が広い
- ●アクセスが良い
こうした住みやすい条件の施設ほど、毎月の入居費用は高くなります。
これらの条件を見直した結果、「個室でなくてもいい」「アクセスは多少悪くてもいい」と気づくことができたら、老人ホームの転居を考えてみましょう。
転居することで、介護サービスの質を変えずに毎月の支出が1万〜数万円ほど安くなることも珍しくありません。
仮に今より3万円安い施設に転居できれば、年間で36万円の節約ができます。
転居によって浮いたお金で外食をしたり日帰り旅行に出かけたりと、入居者さんご本人がやりたかったことを実現でき、日々の暮らしを充実させることができます。
まとめ
老人ホームの費用が高いと感じた時は、次の3つの支出を見直してみましょう。
①食費
②介護サービス費
③入居費
この中でも、特に大きな節約効果を実感できる支出が「入居費(家賃)」です。
普段の家計管理でも固定費を抑えることは大切ですが、それは老人ホームも同じです。
弊社「老人ホーム相談デスクくまごろう」では、今の老人ホームの費用の見直しから転居先の施設のご提案まで、個々のお客様に最適な住まいをご案内致します。
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