高齢者向け住宅の料金って、どうなってるの?

こんにちは!!

シニア住宅「くまごろう」の住み替えアドバイザー、

福島 有也(ふくしま ともや)です!

〝老人ホーム〟=高齢者向け住宅に移り住むことを考えるとき、

何よりも気になるのは「お金」のことですよね。でも、

「お高いんでしょうねえ…?」が正直なイメージではないでしょうか。

今回は、「何に、どのくらいの費用がかかるのか」についてお話しします。

老人ホームの生活に必要な費用とは…

・賃貸料
個室の使用量、いわば〝家賃〟です。
札幌の相場だと、1人部屋で一番安い住宅は生活保護の方も対象になる3万円程度から、広い部屋で6万円程度。2人部屋であっても料金はあまり変わりません。

・食費
3食、または老人ホームによっては「自炊」や「1食、2食だけ利用」なども可能です。3食利用で、1人3〜5万円程度。

・共益費+その他費用
ここが一番老人ホームによって一番大事になってくる費用で、老人ホームそれぞれで大きく変わる料金です。
老人ホームには職員の方が常駐しています。なので、突然転倒してしまっても誰かが助けてくれますし、なにかあっても安心ですよね?
その常駐している方のお給料になるお金だったり、季節ごとの行事の料金だったりと、老人ホームならでは掛かってくる費用です。
そのため相場も一概には言えないのですが1万円~5万円程度のところが多い印象です。

・水道費+光熱費+暖房費
こちらも通常通り掛かってくる費用です。
老人ホームによっては定額で月1万円と取り決めているところもあります。
また、札幌の場合には冬期間(12月~3月)では暖房費として1万円程度の費用がかかる老人ホームが多いです。

・介護費用
サ高住、住宅型有料老人ホーム、グループホームでは、通常通り介護費用が発生します。もちろんどの程度介護サービスを使ったかによりますが、相場としては1~3万円程度。
もちろん介護サービスを使わなければ費用は掛かりません。
ただし、介護付有料老人ホームと特別養護老人ホームについては、入居と介護がセットになっているので、定額の介護費用(介護度に応じる)がかかります。

・医療費
老人ホームですが、入居者の診察をしてくれる訳ではありません。
当然医療費が別途かかります。
医療費がいくらかかるかはこれを読んでる方ご自身が一番よく知ってるはず!

・雑費+お小遣いなど
シャンプーや洗剤など身の回りのものを買うお金や、自身のお小遣いなど。

意外と必要?いえ、意外と不要になるお金もあります

上記の費用内訳を見て、「やっぱり結構かかるじゃない。」と思った方もいるでしょう。
当然、自宅で一人で暮らしていた時よりも、見守ってくれる職員がいて、安心して生活ができるので、費用は高くなります。

でも、単純に高いわけではないのです。
ちょっと考えてみてください。

まず、月々の食費が要りません。何日かに一度、買い物に行く大仕事からも解放です。
ご自分の好きなおやつやドリンクを、お小遣いからちょこちょこ買う程度で済みます。

一軒家やマンションを所有している方にとって大きい、老朽化で必要になる外壁工事や、毎年、依頼している除雪業者への支払いもいらないしボイラーの故障だって心配も不要です。
毎年の固定資産税にうんざりする苦労もなくなります。
電気代や暖房費は一律のところが多いので、「今月の出費が痛い」ということも無しに。

あと、お金のことではありませんが、食事の後の食器洗いの手間がなかったり、部屋の掃除や洗濯(1回数百円などの場合も)を行ってもらえたり、早朝のゴミ出しの手間がなかったりというのもホーム暮らしの利点です。

くまごろう ポイント!

〝老人ホーム〟=高齢者向け住宅は、個室を借りての共同生活の場所であるがゆえに、室料や施設の維持管理のために必ず必要になる費用があります。

それを踏まえた上で、その生活の中で自分がどういうふうに暮らしたいかによって総合的に必要になる費用は大きく変わってきます。
室料にどのくらい掛けるか、そこを抑えて趣味などに掛けるお金を重視するか、など、入居を考えるときにはライフスタイルを見つめ直す必要があります。

入居のために、その後の生活のために、「結局どのくらいのお金を用意すればいいの?」と思った方は、気軽に「老人ホーム相談デスクくまごろう」にご相談ください!

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